対象環境
- ファームウェアバージョン 5.5.0-1.3
タイムゾーンの設定
タイムゾーン(協定世界時(UTC)との時差)の設定はグローバルコンフィグモードにて以下コマンドで行います。
clock timezone TIMEZONE OFFSET
TIMEZONE
:タイムゾーンをあらわす 6 文字以内の任意の文字列OFFSET
:時差を以下の形式で指定。H は時、M は分plus H[:M]
minus H[:M]
設定例:
switch(config)# clock timezone JST plus 9
NTP サーバの設定
時刻同期元の NTP サーバを設定する場合はグローバルコンフィグモードにて以下のコマンドで行います。
ntp server SERVER [version <1-4>] [prefer]
SERVER
:NTP サーバの IP アドレスversion <1-4>
:NTP バージョンを 1-4 から指定。デフォルトは 4prefer
:この NTP サーバを優先して使用したい場合に指定
設定例:
switch(config)# ntp server 192.168.2.1
NTP サーバ設定の削除
時刻同期元の NTP サーバを設定する場合はグローバルコンフィグモードにて以下のコマンドで行います。
no ntp server SERVER
SERVER
:削除対象の NTP サーバの IP アドレス
時刻の手動設定
時刻を手動で設定する場合は特権 EXEC モードにて以下のコマンドで行います。
clock set TIME DATE
TIME
:時刻を h:m:s の形式で指定DATE
:日付を d mmm yyyy の形式で指定。mmm は月の英語の頭 3 文字で指定
設定例:
switch# clock set 14:20:00 2 nov 2020
時刻の確認コマンド
時刻を表示するためには非特権 EXEC モードで show clock
コマンドを実行します。
switch> show clock
Local Time: Mon, 2 Nov 2020 10:54:10 +0900
UTC Time: Mon, 2 Nov 2020 01:54:10 +0000
Timezone: JST
Timezone Offset: +09:00
Summer time zone: None
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