Backup Exec サーバでバックアップ対象クライアントを追加する手順を記載します。
作業環境
- サーバOS:Windows Server 2016 standard
- Veritas Backup Exec バージョン 21.0(評価版)
Windows クライアントの追加
- クライアントOS:Windows 10
- クライアントへエージェントをインストール済みの前提とします
管理画面の [バックアップとリストア] タブを選択し、[サーバーと仮想ホスト] 欄の [追加] をクリックします。
以下の画面となるため [Microsoft Windows のコンピュータとサーバー] を選択し [次へ] をクリックします。
以下の画面ではチェックボックスにチェックを入れた上で [次へ] をクリックします。
以下の画面では追加対象クライアントのホスト名(※)または IP アドレスを入力して [追加] をクリックします。
(※) ホスト名を入力する場合は名前解決できることが前提です
下の欄に入力したクライアント名が表示されるため、ログオンアカウント欄で [<新しいログオンアカウント>] を選択します。
以下の画面となるため、クライアントの OS アカウント情報を入力します。
- アカウントクレデンシャル
- ユーザ名:クライアント側の OS ユーザ名
- パスワード:ユーザパスワード
- アカウント名
- クレデンシャル(アカウント情報)の識別名となるため分かりやすい名前にします
- 所有者専用ログオンアカウント
- チェックを入れます
- デフォルトアカウント
- チェックは入れません
以下のようにログオンアカウントが設定されたことを確認し [次へ] をクリックします。
以下の画面となるためクライアント側の動作を必要に応じて指定します。ここではデフォルトのままとして [次へ] をクリックします。
以下の設定内容サマリ画面となるため内容を確認後 [インストール] をクリックします。
追加処理が開始されるため完了するまで待ちます。
追加処理が完了すると以下の画面となるため [完了] をクリックします。
[バックアップとリストア] 画面にクライアントが追加されたことを確認します。
以上でクライアントの追加は完了です。
Linux クライアントの追加
- クライアントOS:Red Hat Enterprise Linux 7.3
- クライアントへエージェントをインストール済みの前提
- クライアントの firewalld が停止していること
管理画面の [バックアップとリストア] タブを選択し、[サーバーと仮想ホスト] 欄の [追加] をクリックします。
以下の画面となるため [Unix コンピュータ] を選択し [次へ] をクリックします。
以下の画面ではチェックボックスにチェックを入れた上で [次へ] をクリックします。
以下の画面では追加対象クライアントのホスト名(※)または IP アドレスを入力して [追加] をクリックします。
(※) ホスト名を入力する場合は名前解決できることが前提です
下の欄に入力したクライアント名が表示されたことを確認し [次へ] をクリックします。
クライアントへのログオンアカウントの設定画面となるため [追加/編集] をクリックします。
以下の画面となるため [追加] をクリックします。
以下の画面となるため、クライアントの OS アカウント情報を入力します。
- アカウントクレデンシャル
- ユーザ名:クライアント側の OS ユーザ名
- パスワード:ユーザパスワード
- アカウント名
- クレデンシャル(アカウント情報)の識別名となるため分かりやすい名前にします
- 所有者専用ログオンアカウント
- チェックを入れます
- デフォルトアカウント
- チェックは入れません
アカウントクレデンシャルが追加されたことを確認します。追加したアカウントクレデンシャルを選択した上で [OK] をクリックします。
ログオンアカウントにて上で追加したアカウントクレデンシャルが選択されていることを確認し [次へ] をクリックします。
以下の設定内容サマリ画面となるため内容を確認後 [インストール] をクリックします。するとクライアント追加処理が開始されます。
処理完了後は特にメッセージは表示されないため、処理完了後に [バックアップとリストア] 画面にクライアントが追加されたことを確認します。
以上でクライアントの追加は完了です。
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