【Backup Exec 21】バックアップジョブの作成手順

アプリケーション

作業環境

  • サーバOS:Windows Server 2016 standard
  • Veritas Backup Exec バージョン 21.0(評価版)

設定手順

■今回設定するバックアップ内容

  • 対象クライアントOS:Red Hat Enterprise Linux 7.3
  • 対象ディレクトリ: /root/dir
    • 完全バックアップ:毎週日曜 AM3:00、保存期間 5 週間
    • 増分バックアップ:毎日 AM2:00、保存期間 1 週間
  • バックアップ先:外付けHDD(サーバに設定済みのストレージ)

管理画面の [バックアップとリストア] タブを選択し、サーバリストの中から対象のサーバを選択します。その後、メニューの [バックアップ] 欄の中の [バックアップ] をクリックします。

表示されるメニューの中から [ディスクへのバックアップ] をクリックします。

以下の画面が表示されるため [エージェントベースのバックアップ] を選択し [次へ] をクリックします。

以下の画面が表示されます。

画面上部のバックアップの名前を入力します。わかりやすい名前にします。

画面左側の欄でバックアップ対象ディレクトリを設定します。[編集] をクリックします。

以下の画面が表示されます。右側の欄でバックアップ対象ディレクトリにチェックして [OK] をクリックします。

続いてバックアップジョブの設定をします。以下画面の右側の [編集] をクリックします。

以下の画面となります。[スケジュール] 項目でバックアップジョブを設定します。デフォルトではジョブとして完全バックアップと増分バックアップが設定されている状態になっています。

完全バックアップを編集します。以下画像のように要件に合わせてジョブ内容を設定します。

続いて増分バックアップを編集します。こちらも要件に合わせてジョブ内容を設定します。

次にバックアップ先ストレージを設定します。画面左側のメニューの中の [ストレージ] をクリックするとストレージ設定画面になります。ここでは以下の画像のように設定します。

他にも設定項目が色々ありますが、今回は他の設定はデフォルトのままとします。上の画面で [OK] をクリックします。

以下の画面に戻るため、表示内容を確認後 [OK] をクリックします。

以上でバックアップジョブの設定は完了です。

[バックアップとリストア] 画面のサーバリストの中の [状態] 欄の表示が以下のようにスケジュール済みの表示となっていることを確認します。

[ジョブモニター] タブを選択します。設定したジョブが表示されていることを確認します。

メニューの中の [バックアップカレンダー] をクリックするとカレンダー上でジョブスケジュールが確認できます。

ジョブの実行テスト

設定した完全バックアップジョブを一度手動で実行してみます。

[ジョブモニター] タブを選択し、ジョブ一覧の中の完全バックアップジョブの上で右クリックし、[今すぐ実行] をクリックします。

以下の画面では [はい] をクリックします。

ジョブ一覧の [状態] が実行中となることを確認します。完了を待ちます。

完了すると以下画像のようにジョブ履歴の欄にログが表示されます。ジョブの状態が成功となっていることを確認します。

続いてバックアップされたデータを確認してみます。

[ストレージ] タブを選択し、ストレージ一覧の対象ストレージをダブルクリックします。

ストレージ詳細画面で、左側のメニューの中の [バックアップセット] を選択します。バックアップデータのリストが表示されます。リストの中のレコードをダブルクリックします。

以下画面となりバックアップデータの詳細が確認できます。

以上です。

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