作業環境
- CentOS 8.0
DNS サーバ(問い合わせ先)の設定方法
Red Hat Enterprise Linux や CentOS において、システムが名前解決のために使用する DNS サーバは、設定ファイル /etc/resolv.conf
に記載されています。このファイルを編集することで使用する DNS サーバを変更することができます。
DNS サーバの記載方法
/etc/resolv.conf
に DNS サーバを記載する際の書式は以下の通りです。
nameserver DNSサーバのIPアドレス
/etc/resolv.conf
例:
# cat /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.139.1
nameserver 192.168.139.2
上の例の意味:
- プライマリ DNS サーバとして 192.168.139.1 を使用する
- セカンダリ DNS サーバとして 192.168.139.2 を使用する
nameserver の行が複数ある場合は、上に記載している DNS サーバから順に使用していきます。
Generated by NetworkManager について
/etc/resolv.conf
に以下の様に、「# Generated by NetworkManager」と記載があるかもしれません。インターフェースの設定として DNS サーバを設定している場合は、「# Generated by NetworkManager」の下に自動で DNS サーバの設定が記載されます。DHCP を使用する設定となっている場合も、DHCP で取得した DNS サーバの情報が以下の様に記載されます。
# Generated by NetworkManager
search localdomain
nameserver 192.168.139.2
インターフェース設定については以下の記事参照。
→CentOS 8 で IP アドレスを設定する方法(NetworkManager)