【解決済】CentOS Stream 8/9 をブート USB からインストールしようとしたらベースリポジトリーのエラーになった話

インフラサーバ

「ベースリポジトリ―のセットアップ中にエラー」

CentOS Stream 8 をノート PC にインストールしようとして、ブート USB を作成しました。

それを使ってインストールを試みたのですが、インストールの設定をする画面の [ソフトウェア > インストールソース] で以下画像のように「ベースリポジトリのセットアップ中にエラー」という表示になってインストールできませんでした。

インストールソースの詳細を見てみると以下のような表示になっていました。CentOS 8 をインストールする際はここがローカルの自動検出したメディアになったのですが。

CentOS Stream 9 ではどうだろうと思い、CentOS Stream 9 のブート USB を作成してインストールを試みてみましたが、上記と同様の事象が発生しました。

【原因】ブート USB 作成用のソフトのバージョンが古かった

ブート USB を作成する際に Rufus というソフトを使用したのですが、2年半くらい前にダウンロードしていた ver.3.8.1580 を使用していました。

ソフトのバージョンが古いので CentOS Stream に対応できていない可能性が考えられました。

そこで、現時点での最新版(ver.3.18.1877)をダウンロードしてそれを使用してブート USB を作成してみました。結果、インストールソースのエラーが解消しました

ちなみにイメージモードは ISO にしてブート USB を作成しました。

この方法で作成したブート USB を使用すると、以下のようにインストールソースのエラーは解消されました。

インストールソースの詳細を見ると自動検出したメディアが選択されていることが分かります。

イメージモードを DD にする方法でも解決

最新版の Rufus を使用する方法の他に、古い Rufus を使用してブート USB を作成する際にイメージモードを DD にする方法でもインストールソースのエラーは解消できました。

ただ、最新版の Rufus を使用する方法の方がより安全かと思います。

参考資料

Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
Rufus: Create bootable USB drives the easy way

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