はじめに
Check Point の Gaia OS R80.40 について、分散構成を想定して(管理サーバ – ゲートウェイ構成)、初期設定ウィザードで Security Management Server として設定する例を記載します。
初期設定ウィザードの表示
初期設定ウィザードを表示するためには、以下アドレス宛に https アクセスします。
https://<管理インターフェースIP>
以下画面が表示されます。

初期設定ウィザードで設定する
初期設定ウィザードのログインユーザは以下の通りです。
- ユーザ名: admin
- パスワード: Gaia OS インストール時に設定したパスワード
- アプライアンス製品の場合は admin
R80.40 First Time Configuration
Next で先に進みます。
Deployment Options
Continue with R80.40 configuration を選択します。
Management Connection
管理インターフェースの IP アドレスとデフォルトゲートウェイを設定します。
Device Information
ホスト名、ドメイン名(任意)、DNS サーバ、プロキシサーバ(任意)を設定します。
DNS サーバは最大 3 つまで設定できます。
Date and Time Settings
時刻設定として、手動設定かまたは NTP を設定できます。
Installation Type
Security Management として設定するため Security Gateway and/or Security Management を選択します。
Product
- Products
- Security Management のみチェックを入れます
- 参考: スタンドアロンとする場合は Security Gateway にもチェックを入れます
- clustering
- デフォルトのままとします
Security Management Administrator
Security Management Server の管理ユーザを設定します。Gaia OS の admin を使用することとして Use Gaia administrator: admin を選択します。
Security Management GUI Clients
Security Management の GUI にアクセスできる送信元 IP アドレスを設定します。ここではすべて許可することとして Any IP Address を選択します。
First Time Configuration Wizard Summary
Send data to Check Point のチェックを外します。
Finish クリック後、以下画面が表示されるため Yes をクリックします。
その後インストールが開始されるため完了を待ちます。
インストール完了後は以下の表示となるため OK をクリックします。
Gaia ポータルが表示されたら完了です。
初期設定ウィザードでの設定は以上です。
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