【メンバー限定】Cisco Firepower(ASA) での ACL(アクセスリスト)と各種オブジェクトの設定方法

ファイアウォール(UTM)

動作確認環境

  • FPR-1010 (Firepower 1010)
    • ASA OS Version 9.18(3)55

Firepower での ACL設定

Firepower (ASA OS) では、一般的な Cisco ルータでのフィルタリング設定と同様に、ACL (アクセスリスト) を作成し、それをインターフェースに適用することで通信を制御します。この設定は一般的な他社のファイアウォール製品でいうとセキュリティポリシーの設定と大体同じ位置付けになります。

Firepower の ACL 設定では、一般的な Cisco ルータの拡張 ACL と似たような形式で設定できますが、ACL 設定の中で直接アドレスやサービスを記載する方法の他、あらかじめ定義しておいた「オブジェクト」を指定することも可能です。

オブジェクトを使用することで ACL 設定の行数を減らすことができるため、実際の設計・構築現場ではオブジェクトを使用した ACL 設定をすることがほとんどです。

ここでは、各種オブジェクトの設定方法と、ACL の設定方法について記載します


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