環境
- VMware ESXi 6.7.0U3
- VMware Workstation Player 15.5.6 上に構築
管理用 IP アドレスの設定
ESXi のコンソール画面で設定を行います。
ESXi 起動後の以下の画面で F2 キーを押下します。
以下の認証画面となるため、パスワード欄に root のパスワードを入力後 Enter キーを押下します。
以下の設定画面となります。[Configure Management Network] を選択し Enter キーを押下します。
以下の管理ネットワーク設定画面となります。[IPv4 Configuration] を選択し Enter キーを押下します。
以下のネットワーク設定画面となります。3つの選択肢があるため、↑ ↓ キーで選択後 Space キーで決定します(○ 印を付ける)。
- DHCP を利用する場合 → [Use dynamic IPv4 address and network configuration] を選択
- 手動で設定する場合 → [Set static IPv4 address and network configuration] を選択
手動で設定する場合は、アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力します。設定後 Enter キーを押下します。
以下の画面に戻ります。 Esc キーを押下します。
以下のように、設定の反映と管理ネットワークの再起動を実施して良いかの確認画面が表示されます。続行するためには y キーを押下します。
以下の画面に戻ります。Esc キーを押下して設定を終えます。
以下の初期画面に戻ります。画面に表示されているアドレスが設定したアドレスに変更されていることを確認します。
以上で管理用 IP アドレスの設定は完了です。
ホスト名と DNS の設定
ESXi のコンソール画面で設定を行います。
ESXi 起動後の以下の画面で F2 キーを押下します。
以下の認証画面となるため、パスワード欄に root のパスワードを入力後 Enter キーを押下します。
以下の設定画面となります。[Configure Management Network] を選択し Enter キーを押下します。
以下の画面となります。[DNS Configuration] を選択し Enter キーを押下します。
以下の設定画面となります。[Use the following DNS server addresses and hostname] を選択して Space キーを押下します。その後、プライマリ DNS、セカンダリDNS、ホスト名を入力し Enter キーを押下します。
以下画面に戻ります。続けて DNS サフィックスを設定する場合は [Custom DNS suffixes] を選択し Enter キーを押下します。
以下の設定画面となるため、DNS サフィックスを入力して Enter キーを押下します。
以下の画面に戻ります。Esc キーを押下します。
以下のように、設定の反映と管理ネットワークの再起動を実施して良いかの確認画面が表示されます。続行するためには y キーを押下します。
以下の初期画面に戻ります。
以上でホスト名と DNS の設定は完了です。
SSH の有効化
ESXi では SSH はデフォルトで無効化されています。
※必要なとき以外は SSH を無効としておくことが推奨されています
有効化する方法としては以下の2つがあります。
- コンソール画面で設定する
- Web 管理画面で設定する
コンソール画面で設定する場合
ESXi 起動後の以下の画面で F2 キーを押下します。
以下の認証画面となるため、パスワード欄に root のパスワードを入力後 Enter キーを押下します。
以下の設定画面となります。[Troubleshooting Options] を選択し Enter キーを押下します。
以下の画面になります。[Enable SSH] を選択した状態で Enter キーを押下します。
※[Enable SSH] の部分が [Disable SSH] となっている場合は既に SSH が有効になっています
画面右側の表示が SSH is Enable になったことを確認し、Esc キーを押下します。
以下画面に戻ります。再度 Esc キーを押下します。
初期画面に戻ったことを確認します。
以上で SSH の有効化設定は完了です。
Web 管理画面で設定する場合
ESXi の Web 管理画面にログインし、左側のメニューの [管理] をクリックします。
[サービス] タブを選択し、表示されるサービス一覧の中から [TSM-SSH] を探します。[TSM-SSH] の上で右クリックし、[起動] をクリックします。
[TSM-SSH] のステータスが [実行中] になったことを確認します。
これで SSH が起動しました。ただし、これだけだと ESXi を再起動した後、SSH は自動で起動しません。
ESXi を再起動した後 SSH を自動で起動させるようにするためには、[TSM-SSH] の上で右クリックし [ポリシー] → [ホストと連動して起動および停止します] をクリックします。
以上で SSH の有効化設定は完了です。
SSH での接続方法
※Tera Term 4.1.04 の場合
Tera Termを起動し以下のように指定して [OK] をクリックします。
- ホスト:ESXi の IP アドレス
- SSHバージョン:SSH2
認証では [キーボードインタラクティブ認証を使う] を選択します。
SSH 認証チャレンジ画面では root のパスワードを入力します。
ログインできると以下のような画面となります。
以上です。
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