FortiGate のコンフィグ確認【とにかく長い】
FortiGate が正しく設定されているかを確認するために、コンフィグを目視で確認する場合もあるかと思います。
ただ、FortiGate のコンフィグはとても長いので、単純にテキストで確認すると大変です。
ここで、FortiGate のコンフィグには config や edit の階層があるため、Excel のグループ化機能で階層別にグループ化する(※)と見やすく感じる人もいるかもしれません。
※シート上の複数行をグループ化して閉じたり表示したりできるあの機能

そこで、FortiGate のコンフィグを階層別にグループ化する VBA マクロを作成しました。
【公開中】コンフィグの階層別グループ化マクロ
マクロは Box で公開しています。以下リンクからダウンロード可能です。
https://app.box.com/s/lxguwgit2yg0z9z48au5x45h1dii4f5j
使い方
マクロブックには「macro」シートと「config」シートがあります。
まず、「macro」シートで、対象のコンフィグファイルを指定します。指定できるファイルは以下の通りです。
- CLI の
show
コマンドで取得したコマンドログ - GUI のコンフィグバックアップで取得したバックアップファイル
以下画像の [①コンフィグファイル選択] をクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されるため、対象のコンフィグファイルを選択します。その後、[②コンフィグ取り込み開始] をクリックするとコンフィグが読み込まれグループ化処理が実行されます。

マクロ処理が完了すると、「config」シート上に階層別にグループ化されたコンフィグが表示されます。

この後は好きなだけコンフィグを確認してください。
注意点
GUI のコンフィグバックアップで取得したバックアップファイルは、改行コードが LF
になっています。このためそのままのファイルをマクロで指定して実行すると内容が正常に表示されません。
バックアップファイルを使用する場合は、改行コードを CRLF
に置換してから使用してください。