【仮説/検証】エンジニアがナレッジを得る瞬間とは【成功/失敗】

仕事論
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はじめに

ネットワークエンジニアである松田が、どのようにしてナレッジを獲得しているのかについて記載します。

ナレッジの獲得パターン

実現したいことを実現したとき

不具合を解決したとき

疑問を解消したとき

作業を行ったとき

ナレッジを得るパターンの共通点

いずれのパターンも以下の流れになっています。

  1. 課題の発生
  2. 情報収集、および現状分析
  3. 仮説または案を考える
  4. 試して結果を確認する
  5. 2-4 を繰り返す
  6. 成功パターンと失敗パターンを得る

重要な点は対象となる課題を明確にした上で物事に取り組むことです。

そうすることで課題と解決策の対応が明確になり、ナレッジとして頭に残りやすくなります。

「●●したいときは▲▲すれば良い」のような感じです。(●●という課題、▲▲という解決策)

ナレッジが身に付かないパターン

単純作業を無思考(無疑問)で行った場合は、作業結果は出ますがナレッジは生まれません。

この場合、次回同じ作業を行っても同じ工数がかかることになります。

ナレッジ獲得のためには目的意識が重要

ナレッジとは目的に対する解決策のようなものなので、目的が無ければナレッジは生まれません。

そのため、ナレッジ獲得のためには目的をもって物事に取り組む必要があります。

逆に言うと、自発的に本気で目的意識を持って取り組んだときにナレッジが身に付きやすいです。

ナレッジがあることのメリット

ナレッジが無い課題に取り組むときは以下のプロセスが必要です。

  1. 課題発生
  2. 情報収集、および現状分析
  3. 解決策の考案
  4. 解決策の実践と結果の確認
  5. 2-4の繰り返し
  6. 成功パターンの発見
  7. 課題解決

一方、ナレッジがある場合は上記の 2-6 を省略することができ以下の様になります。

  1. 課題発生
  2. 課題解決

ナレッジが無い場合の「2. 情報収集~ 6. 成功パターンの発見」のプロセスは、課題内容にもよりますが、一般的には工数が多くかかる部分なため、この部分を省略できることによって多くの工数を削減することができます。

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