RTX へ Telnet または SSH で接続するための設定について記載します。
作業環境
- RTX1200
- Rev.10.01.53
Telnet 接続のための設定
Telnet 接続時のユーザ
Telnet 接続に関しては無名ユーザと名前有ユーザのどちらでもログインできます。
Telnet サーバ機能の有効化
以下コマンドで Telnet サーバ機能を有効化します。
telnetd service on
# telnetd service on
なお、Telnet サーバ機能はデフォルトで有効化されています。
Telnet サーバ機能を無効化したい場合は以下コマンドで設定します。
telnetd service off
アクセス許可ホストの設定
デフォルトではすべてのホストからのアクセスを許可する設定となっていますが、制限することもできます。
telnetd host <オプション>
- オプションは以下から指定
- ip_range [ip_range …]:指定した IP または IP レンジは許可
- any:すべて許可
- none:すべて拒否
- <ネットワーク名による指定>:指定したネットワークからは許可
- オプションは以下から指定
同時接続ユーザ数の設定
デフォルトでは同時接続ユーザは 8 ですが、変更することもできます。
telnetd session <1-8>
- 1-8 の範囲内で指定可能
SSH 接続のための設定
設定項目
- 名前有ユーザの設定
- SSH サーバのホスト鍵を生成
- SSH サーバ機能の有効化
名前有ユーザの設定
SSH 接続時には名前有ユーザでログインする必要があるため、名前有ユーザを作成します。
login user <ユーザ名> <パスワード>
# login user admin admin
SSH サーバのホスト鍵を生成
以下コマンドでホスト鍵を生成します。
sshd host key generate
# sshd host key generate
Generating public/private dsa key pair ...
|*******
Generating public/private rsa key pair ...
|*******
SSH サーバ機能の有効化
SSH サーバ機能はデフォルトで無効となっているため、以下コマンドで SSH サーバ機能を有効化します。
sshd service on
# sshd service on
SSH サーバ機能を無効化したい場合は以下コマンドで設定します。
sshd service off
その他オプション設定
Telnet と同様に、アクセス許可ホスト、同時接続ユーザ数を設定することが可能です。
■アクセス許可ホスト設定
sshd host <オプション>
- オプションは以下から指定
- ip_range [ip_range …]:指定した IP または IP レンジは許可
- any:すべて許可(デフォルト)
- none:すべて拒否
- <ネットワーク名による指定>:指定したネットワークからは許可
- オプションは以下から指定
■同時接続ユーザ数設定
デフォルトでは同時接続ユーザは 8 です。
sshd session <1-8>
- 1-8 の範囲内で指定可能