VMware vCenter サーバの vSphere Client 画面で、ESXi 上に新規仮想マシンを作成する手順について記載します。
作業環境
- VMware ESXi 6.7.0U3
- VMware Workstation Player 15.5.6 上に構築
- VMware vCenter Server Appliance 6.7.0
前提
- 使用する ISO ファイルが ESXi のストレージ(データストア)に保存されている前提とします
- vSphere Client については HTML5 版の画面を使用することとします
- ESXi 管理画面での仮想マシン作成手順についてはこちら
仮想マシンの作成手順
仮想マシンの作成
vSphere Client 画面で、左上のメニューから [ホストおよびクラスタ] を選択し、左側のツリーから、仮想マシンを作成する対象の ESXi ホストをクリックします。その後、右側の画面から [アクション] → [新規仮想マシン] と選択します。
左側のツリーの ESXi ホスト名上で右クリックしても同様のアクションメニューを表示できます。
以下の新規仮想マシン画面が表示されます。以下画面では [新規仮想マシンの作成] を選択し [NEXT] をクリックします。
以下画面では仮想マシンの表示名を入力して [NEXT] をクリックします。
以下画面では [NEXT] をクリックします。
以下画面では仮想マシンの保存先ストレージを選択して [NEXT] をクリックします。
以下画面では [NEXT] をクリックします。
以下画面ではインストールする OS に合わせて [ゲスト OS ファミリ] と [ゲスト OS バージョン] を選択して、[NEXT] をクリックします。
以下画面では仮想マシンのハードウェアをカスタマイズできます。要件に合わせて各項目を設定してください。
ここでは ESXi のストレージに保存している ISO ファイルから OS をインストールするため、[新規 CD/DVD ドライブ] 項目の設定を変更します。リストから [データストア ISO ファイル] を選択します。
以下の画面が表示されるため、使用する ISO ファイルを選択して [OK] をクリックします。
以下画面に戻ったら [新規 CD/DVD ドライブ] 欄にある [接続…] にチェックを入れます。これで選択した ISO ファイルからブートされるようになります。
後は必要に応じてその他の項目を設定します。特に要件が無ければデフォルトのままで問題ありません。設定ができたら [NEXT] をクリックします。
以下画面で設定内容を確認し [FINISH] をクリックします。
以下画面に戻るため、左側のツリーに仮想マシンが追加されたことを確認します。
仮想マシンの作成は以上です。この後は次項に記載の通り OS インストールを実施します。
仮想マシンの起動と OS インストール
仮想マシン作成直後はパワーオフとなっているため、仮想マシンのアクションメニューから [電源] → [パワーオン] と選択し、仮想マシンを起動させます。
仮想マシンのサマリ画面にて、以下画像の赤枠部分のコンソールサムネイル部分または [Web コンソールの起動] をクリックします。
ブラウザの新規タブが開き、仮想マシンのコンソール画面が表示されます。
これ以降は物理マシンでインストールするのと同様に OS インストールを進めてください。
仮想マシンの削除手順
不要になった仮想マシンの削除方法について記載します。
vSphere Client にて、まず対象仮想マシンをパワーオフとして停止させます。
次に対象仮想マシンのアクションメニューから [ディスクから削除] を選択します。
以下の確認画面が表示されるため [はい] をクリックします。
vSphere Client 画面にて対象の仮想マシンが削除されたことを確認します。
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